【新潟市の歯科】マウスピース部分矯正はどのような歯並びにおすすめ？

外見を左右する大切なポイントである歯並びは、マウスピースで矯正することができます。新潟市で目立たずに歯並びを矯正するためには、マウスピース部分矯正にも対応している歯科を選ぶことが大切です。

歯科では歯並びを矯正する方法として、ブラケットという矯正装置を歯に取り付ける「ワイヤー矯正」や「マウスピース矯正」などを扱っています。

マウスピース矯正では金属製のワイヤーではなく透明な素材の装置が使用されるため、目立ちにくいのがメリットです。さらに歯全体の他に部分的に装着することも可能で、着け外しができるのもマウスピース矯正が人気な理由といえます。

しかしすべての歯並びに使えるというわけではありません。今回は、マウスピース部分矯正はどのような歯並びにおすすめなのか、どのようなケースに不向きなのかについて解説します。

マウスピース部分矯正とは

マウスピースを使って前歯の重なりや隙間、あるいはねじれて生えている歯などを部分的に矯正する方法です。全体の歯並びを矯正するわけではなく部分的な矯正のみを行いますので、通常の矯正よりも費用が安く短期間で治療が終わるというメリットがあります。

全体矯正にかかる費用が100万円～、治療期間が1～4年かかるのに対し、部分矯正であれば治療費は20万円台～、治療期間も数ヶ月～1年ですので短期間かつ安価で歯並びの矯正をしたい方に適しています。

マウスピース部分矯正が適しているケース

以下のような歯並びであれば、部分矯正が可能です。

・軽度の乱杭歯

乱杭歯とは、歯の重なり・ずれ・曲がりなどで歯並びがでこぼこになる状態です。歯の重なりが3mm以内であれば、部分矯正を受けられる可能性が高まります。

・軽度のすきっ歯

すきっ歯は、歯と歯の間に隙間ができている状態です。こちらも隙間が3mm以内であれば部分矯正が可能となります。

・矯正による後戻り

歯列矯正治療が完了した後、歯の位置がずれる「後戻り」が生じることがあります。これは矯正治療後の歯と骨が安定しない時期に、歯が元の場所へ戻ろうとして起こる現象です。大きなずれでなければ部分矯正が可能です。

マウスピース部分矯正が向かないケース

部分矯正が適用できないケースも少なくありません。

・歯のでこぼこが激しい

多少のでこぼこであれば、前歯を削ってスペースを確保することで歯並びを整える方法もあるのです。しかし、でこぼこの度合いが激しいと部分矯正では対応しきれないことがあります。

でこぼこを治すためには奥歯から動かして歯がきれいに並ぶようなスペースを確保しなければならないのですが、でこぼこが激しい場合には部分的にではなく歯並び全体を矯正する必要が出てきます。

部分矯正でどの程度のでこぼこを治せるのかについては、歯科医とよく相談することが大切です。

八重歯がある

八重歯というのは、歯の生えるスペースが足りないために他の歯と重なって生えている状態のことです。八重歯を矯正しようと思うとかなりのスペースが必要になってくるため、部分矯正だけでは対応しきれないケースがほとんどです。このような場合には、部分矯正ではなくて全体矯正を行う必要が出てきます。

噛み合わせに問題がある

単なる美的観点からではなく、噛み合わせが悪いから歯列を矯正したいという場合にも、部分矯正では十分な治療ができません。歯全体を動かして噛み合わせをよくするためには、全体矯正が適しています。

なお、噛み合わせが悪い方の中には、アゴがずれているケースも少なくありません。「顎変形症」という診断を受けた場合には、骨を切って動かす外科手術が必要です。

江南区にある竹内歯科クリニックでは、マウスピース矯正を取り扱っています。ワイヤー矯正や小児矯正にも対応可能です。

マウスピース部分矯正は、以下のような歯並びに適用できます。