歯周病治療

成人の約1/3が歯周病にかかっていると言われています。歯周病は自覚症状がないため、早めに発見して初期のうちに治療することが大切です。

歯周病治療

歯磨きのときに歯ぐきから出血したことはありませんか?

もしあるとすれば、初期の歯周病にかかっているかもしれません。歯周病は、初期段階できっちり治療すれば特に問題はありません。しかし、進行すると歯肉が後退して歯と歯の間に隙間ができたり、そのまま放っておくと歯根を支える骨が崩れて歯が抜けてしまったりする可能性があります。

歯周病とは歯周病とは
歯周病とは、お口の中に溜まった歯垢(プラーク)や歯石に細菌が繁殖して歯肉が炎症を起こし、歯を支える骨が溶ける病気です。放っておくとやがて骨が歯を支えられなくなり、自然と歯が抜けてしまいます。

初期のうちは「歯ぐきが少し腫れる」「歯磨きをすると血が出る」といった程度の症状はありますが、歯周病の恐ろしいところは痛みなどの自覚症状がほとんどないことです。気がついたときには歯周病が進行していて、すでに骨が溶け始めているのです。

歯周病のチェック

歯周病のチェック歯周病治療の基本は、歯垢や歯石を除去し、毎日のブラッシングで歯を清潔に保つことです。ただし初期ならそれで完治しますが、重度まで進行すると外科治療が必要となります。そのため、早期発見・早期治療が大切なのです。

あなたも気づかないうちに歯周病にかかっていませんか?次の項目でセルフチェックしてみてください。あてはまる数が多いほど、歯周病になっている可能性が高くなります。

<歯周病チェック項目>
1. 歯磨きをすると出血することがある
2. 歯ぐきが赤く腫れているところがある
3. 冷たいものが歯ぐきにしみることがある
4. 歯がぐらついている
5. 歯並びが悪い
6. 歯ぎしりや歯の食いしばりがある
7. 歯と歯の間に食べ物がはさまりやすい
8. 口臭がある
9. 歯が長くなったように見える
10. 朝起きたとき、口の中がねばついている
11. 口呼吸をしている
12. タバコを吸っている
13. 糖尿病、高血圧である
14. 妊娠や更年期でホルモンバランスが乱れやすい

歯周病の進行具合と治療方法

軽度歯周病歯周病の進行具合
症状:歯と歯肉の間についた歯垢や歯石に細菌が繁殖しています。また、歯肉に炎症が起き、歯ぐきが腫れたり出血したりしている状態です。

治療方法:軽度歯周病であれば、ブラッシング指導や歯のクリーニングを行うことで比較的短期間で回復します。

中等度歯周病歯周病の進行具合
症状:出血が頻繁に起こり、口臭や歯石も目立つ状態です。歯肉にも炎症を起こしています。歯周ポケットが深くなり、少しずつ骨が減っていき、歯がガタガタし始めます。

治療方法:中等度歯周病になると、数回にわたって除石を行い、歯肉の状態を改善します。歯周ポケットの深さが4ミリ以上あるところは、歯周外科の適応となります。

重度歯周病歯周病の進行具合
症状:歯肉が化膿して赤く腫れ上がっています。骨もかなり破壊されて後退し、歯の動揺がグラグラと大きくなっています。

治療方法:歯周外科による治療を行います。歯周外科でも改善が見込めない場合は、残念ながら抜歯となります。

【当院の歯周病治療の特徴】位相差顕微鏡

位相差顕微鏡患者さま自身にもお口の中の状態を把握していただくために、当院では位相差顕微鏡を使用しています。位相差顕微鏡を使えば、お口の中にどのような細菌がいるか調べることができます。細菌は無色透明なので、普通の顕微鏡でははっきりと見えません。位相差顕微鏡ならば、細菌のコントラスト(明暗)を強くして、細菌の状態を捉えることができます。

【当院の歯周病治療の特徴】高濃度次亜塩素酸水

高濃度次亜塩素酸水お口の中を殺菌するため、治療前には必ず高濃度次亜塩素酸水でうがいをしていただきます。次亜塩素酸とは人体由来の免疫成分です。そのため、親和性がありとても安全です。次亜塩素酸でうがいをすれば、タンパクを分解洗浄(歯周ポケット内の汚れを洗浄)しながら殺菌を同時に行うことができます。

【当院の歯周病治療の特徴】歯周内科

歯周内科これまでの歯周病治療とは異なり、薬を服用することで歯周病菌を除去する治療法です。歯石を除去する前に行うと効果的です。歯周内科を活用すれば、抜歯するしかないグラグラになってしまった歯でも残せる可能性が高まります。そのため、他院で治療しても改善しなかった方や外科手術に消極的な方にお勧めしています。

【当院の歯周病治療の特徴】半導体レーザーを使った治療

半導体レーザーを使った治療炎症が起きている歯周ポケットの中を、半導体レーザーを使って焼いて蒸発させる治療です。治療中はほとんど出血することはありません。また、歯と歯肉の間にレーザーを照射することで血行がよくなり、健康な引き締まった歯肉を再生します。

歯周病のおもな外科的治療

歯周外科歯周病治療は内科的措置を中心に行いますが、症状が改善しない場合や症状がすでに進行している場合は外科的治療も行っています。

歯周ポケット掻爬術
歯周ポケットの深さが3~5ミリ程度の比較的軽症の場合に行います。麻酔をかけて、歯周ポケットの中についてしまった歯垢や歯石を除去します。

フラップ手術
歯の根に近い部分にまで歯垢や歯石が付着しているときに行う外科的治療です。歯肉を切開して歯槽骨からはがし、歯根部についた歯垢や歯石を落とします。その後は、細菌によってダメージを受けた部分を除去して、歯肉を縫い合わせます。

カウンセリングをおこなっております

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